見出し画像はヘルシンキの中央図書館です📙

 

FILI(フィンランド文学情報センター)主催の「フィンランド文学:古典と現代|From Classics to Contemporary Voices in Finnish Literature」
のウェビナーを受けてめっちゃ楽しかったので、レポです✍

まずは日本で出版されているフィンランド文学をいくつか。(PR)
今年も新たに予定されているものがあると聞き、楽しみです!

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さて、ウェビナーで紹介されていたフィンランドの本のうち、私が気になったものを
備忘録的に書いていきます✍️

ちなみに、聞いている限り日本での出版の予定はすぐにはないものたちなので、英訳で読むか邦訳を待つか、が当面の現実的な選択肢となります!

Tangled Roots by Maria Turtschaninoff


何世代にもつらなる人々の営みと、自然がどう影響を
マジックリアリズム的なサーガ、というように紹介されていました。
これだけ聞くと、『百年の孤独』が好きな人が好きそうだなあ、という印象ですね。
世界の北の果て、フィンランドではどうやって描かれるんでしょうか。

Lumenlaulaja by Emmi Itäranta

「カレワラ」は男性の視線で書かれた冒険譚、神話であるが、
ロウヒ(魔女)の視点から、彼女の行動にいかなる裏打ちがあるのかを探るような作品とのこと。

Turist by Noora Mustajoki, Bosse Hellsten

ラップランドを舞台とするミステリだそうで、めちゃくちゃおもしろそうです。
ラップランドで観光客が殺されるのだが、それはジャーナリストだった。そんな事件があるが、ラップランドでは
殺人事件など取り扱ったことがないので、引退した刑事?を引っ張り出してきて参画させる。
ラップランドはオーロラ体験などで知られる観光地で、オーバーツーリズムなどの問題も絡めた社会派のようです。

 

Tree Killers By Petra Rautiainen

フィンランドの内戦期(1918年ごろ)を舞台とした歴史小説のようです。
2つのタイムラインで物語は進行して、内戦後16年経ったあとに語られることから、
当時の謎を解くという推理小説的な面もあるとのこと。
正直フィンランドの内戦のこともほとんど知らない不勉強な私なので、物語の設定だけで非常に興味をひかれました。

Margarita by Anni Kytömäki:

Anni Kytömäki: Margarita


著者はフィンランドで最高の作家の一人と紹介されていました。
作中、語り手は4人で、そのうちの一人(?)は淡水の貝だとか。
自然と運命が絡まっていくのを巧みな筆致で描く、というような紹介でした。

Katrina by Sally Salminen

Sally Salminen: Katrina


1930年代の準古典で、先駆的なフェミニズム文学の側面があるよう。

The Blue Yarn. What I Know About Knitting by Karin Erlandsson

Karin Erlandsson: The Blue Yarn. What I Know About Knitting


編み物の歴史についての本。
編み物は女性の手慰みというように低くみられてきた経緯があるが、実際には社会を変えるだけの力がある。というようなことが書かれているみたいです。

 

投稿者 kamunara_yes